季節の変わり目、日中と夜の寒暖差などの影響で腰痛になり、急遽駆け込む人が増えています。腰痛のパターンは色々ありますが、ちょっとおかしいなと感じたらすぐにケアしたほうが、リスクが少なくて済みます。
こんな状態になったら危険信号です
- 座っていて立つ際に腰が伸びない
- 上体を回旋出来ない
- 中腰が辛い
- 前屈後屈をすると痛い
- 首を動かせない
- 身体のバランスの崩れが見ただけでわかる
など、そのような状態になったら早めにケアしましょう。
放置しておくと最終的にぎっくり腰に!
筋肉や関節の動きが悪くなってしまっても、まだ我慢できるから良いやと無理を重ねた場合、行き着く先は恐怖のぎっくり腰!!ぎっくり腰になった人はおわかりかと思いますが、激痛に襲われ3日ほどは痛みが引かず、トイレに行くにも這って行くような、とても辛い苦しい日々を送らなければなりません。
痛み止めを飲んでも、湿布を貼っても2〜3日はどうにも出来ないので安静にしているしかありません。痛みが収まったからといって、またそのまま放置しておきますと、再発する確率がグーンと上がります。そのようになる前に、ケアしてくださいと本当にそう思っています。
腰痛になる原因は?
腰痛の問題は一般的に筋肉の問題と関節の問題とになりますが、大抵は両方が要因となっています。
関節が動かない場合、見るべきポイントは胸椎と腰椎の境目の関節で、上体の回旋にはこの部分の関節が動くことで成り立っています。人間の動きの特徴として、歩行の時は左脚はまっすぐ前に出るのに対し、右足は左に回旋するように前に出ます。上半身もそれに追随するように左に捻じれていきます。このねじれは、寝ている間などに修正されるのですが、その修正が効かなくなった場合に関節の動きがロックされているにも関わらず、普段ルーティーンでやっている動きをした際に腰を痛めるといったパターンが多いです。

このタイプの腰痛は肋椎関節を調整すれば結構早期に楽になる事があります。対して筋肉が問題の腰痛の場合はどうでしょうか?
腸腰筋や腹斜筋、腰方形筋、肋間筋など複数にアプローチが必要です。
筋肉が固いことで動きが制限される場合、表層の筋肉よりもインナーマッスルが機能していない事で起こる事が多いです。それは腸腰筋が固く伸縮しないという事が大きな要因になっていることです。腸腰筋は上体を屈曲伸展するだけでなく、大腿の屈曲伸展にも関わっています。表層の腰方形筋などは、姿勢を維持するために常に緊張しているのですが、インナーマッスルが機能していれば、普通に機能します。
そして、この筋肉が原因の腰痛で気をつけないといけないことは、腰椎分離症やすべり症の大きな要因となります。症状が進行してしまいますと、最終的には脊柱管狭窄症を発症するリスクが高まりますので注意して下さい。

特にこんな生活習慣の人は注意して下さい
どのような人がなりやすいかというと
- デスクワークが多い
- 座っていることが多い
- 中腰で作業している
- 運動しない
このような人は十分に注意して下さい。あるいは、姿勢が良いと言われている人も注意しなければいけません。どういうことか?それは、骨盤が前傾し過ぎで所謂反り腰と言われている人です。一見背中が張っていていい姿勢のように見えますが、実は腰を過剰に反っています。骨盤が前傾すると腸腰筋は縮みます。そうすると、太ももや背中を緊張させて姿勢を維持しますので、身体への負担はものすごく高くなります。更に骨盤が前傾の状態が続くと腸腰筋に腰椎が引っ張られて腰椎の椎骨が前方にずれていきます。これが、すべり症の原因です。
ちなみに腸腰筋は腰椎から始まり、大腿骨の内側面に付着しています。細い筋肉ですがとても重要な筋肉です。ぜひケアをしていただくことをお勧めします。
今からでも遅くはありません、しっかりと腰痛予防しましょう
一口に腰痛と言ってもいくつかのパターンがあります。個人個人のタイプを見極めて一日でも早い対策を打っていきましょう。腰痛は腰そのものに原因はほとんど無く、身体全体の動きを見た中でアプローチする必要があります。腰痛で悩んでいらっしゃる方には、ぜひとも体全体を見て施術してくれる治療院を選んでいただけることを願います。
春日部市藤塚の整体院Total Body Cure癒か里は首肩の症状を始め、関節やインナーマッスルが原因の腰痛にも多くの施術実績があります。これまでも、腰椎すべり症や10年以上腰痛に悩まされていた方などを救ってきました。腰痛に関しましても良い結果を出せる整体院として、皆様のお役に立てると思っております。腰痛に関するお悩み、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。どのような些細なことでも結構です。
下のお問合せフォーム、またはお電話にて受け付けます。
コメント